【SV S13 最終702位】 運否天賦 猫包ウルガモス心中
黒羽ラピッドです。
S5振りに最終3桁を取ることができました。レギュD,Eとずっとやっていたもののなかなか結果が出なかったので、最後に目に見える成果を一応残せたのは嬉しいです。
構築の完成度は高くないので、あくまで自分向け反省文ということで色々ご了承ください。
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目次
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成績
〇ROM1
最終 702位 レート1932 378戦 208勝 170敗
〇ROM2
最高レート1850くらい 164戦 92勝 72敗
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使用構築
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コンセプト
①相棒枠はウルガモス
②対面·展開構築
③命中不安は対戦数で補う
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構築経緯
ここ数シーズン、カイリューカミラオスを使っていたが、ミラーのときにどうしても噛み合いになってしまう感じがして、前期はそれらを軸からは外そうと決意した(特に電磁波カミから卒業したかった)。
レギュE環境は新旧BIG6で固まった構築に当たることが多く、それらに強く出られ、使い慣れている水テラスウルガモスを軸の候補として採用。
ウルガモスとは別に、お気に入りポケモンであるオオニューラを使いたかったので、レンタルを触りながら強い動きを考えていたところ、オオニューラからテツノツツミに繋いで起点作りができないかと考えた。(結果的に)これは別に正解ではなかったが、ひとまず「オオニューラツツミガモス」の並びが完成した。
オオニューラが誘うサフゴ、地面枠、毒テラス、ウルガモスがきついオーガポン、ドラン、塩、ラッシャ辺りに強めな枠を色んな構築記事を参考に探した結果、岩オーガポンとガブリアスを採用した。
残りの一枠は最後まで固まりきらず、一応最後に構築にいたサーフゴーを置いているが、他にガチグマ、ハバカミ、トドロクツキ、ハッサム、化身ボルトロスなどを試した。おそらくここに1体での正解はなく、前述の5体のうちどれか(たぶんオオニューラ)を抜いて2体で考えないといけなかったと思うが、そこまでの時間は残っていなかった。
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個体紹介
1.オオニューラ@こだわりスカーフ
[ここにリンクを貼る予定]
この辺りの記事を参考にさせていただき耐久調整を行い、Sラインは準速イーユイ抜きとした。
解禁されてからずっと使ってきているポケモン。オボン軽業、襷猫毒手、ジュエル猫軽業氷テラバ、グラスシード軽業など色々試したことはあるが、今期はスカーフすりかえ型を初めて使った。
初手のコノヨザルやサケブシッポなどの起点役にスカーフを押し付けたり、パオやラオスにとんぼから入ってツツミ対面を作ったり、序盤は割と活躍できていた。が、初手スケショカイリューが増えてきて安易にスカーフを渡すわけにもいかず、また、とんぼを打つべきか突っ張るべきかの択になる場面も多く、徐々に選出機会が減ってしまっていた。
この構築には合っていなかったか、自分の力不足かでうまく活かしきれなかったと悔しい部分もあるが、またの機会にリベンジしたい。
例によってたまに試合をぶっ壊すのは御愛嬌。
2.オーガポン@礎の面
[ここにリンクを貼る予定]
こちらの記事の水テラス水流連打耐えの調整に、最速カイリュー抜きまでSに振った。
たぶん一番選出率が高かった初手枠。はたき落とすが非常に偉く、カイリュー、ランドの型判別や耐久ポケモンの残飯、サフゴへの打点となった。
けたぐりのところは元々電光石火だったが、鋼への打点が欲しかったのと、取りこぼしは裏のツツミでなんとかなると考えた。ガチグマの真空波だけがキツかった。
耐久もそこそこ、仮面補正で火力も十分あり、相手が舐めた選出してるとたまに2.5体くらい持っていってこっちがビックリする。
初手対面の動きはほぼ機械的に決めていたけど、相手の並びとこっちの選出でもう少しパターンを煮詰められたかもしれない。
初手パオ対面、氷柱は一度も外れなかったし、誇張抜きで7割くらい怯んだ。これだけが納得いかない。
3.テツノツツミ@ブーストエナジー
最初はテンプレの霊テラスCS振り切りを使っていたけど、なんやかんやあってこの型になった。だいたい2番手で選出し、初手の取りこぼしをスイープして、後続のエースに繋ぐ役割。
霊テラスは基本読まれるし、この構築ではガモスかガブにテラスを切りたいので、ラス一対面以外でツツミでゴテラは切りたくない。裏のガモス意識でサフゴやハバカミから眼鏡シャドボが飛んでくる。ミミッキュやイダイトウが重たい。といった理由からノーマルテラスにした。参考元は以下の記事。
[ここにリンクを貼る予定]
前々期の感じから「最速ブーストカミなんていないのでは?」と思い、Sを+1ドドツキ抜きまで落として使ってみたが、全然そんなことはなく普通にカミに上から叩かれて話にならなかった。微妙な耐久調整はそのときの名残。水ラオスへの受け出しをするのでちょっとだけでも確定数をずらしたかった記憶がある。
あと新要素のメテビドクガに対して、死に出しアンコがいい感じに刺さってちょっと面白かった。
4.ウルガモス@厚底ブーツ
この構築のエースであり対スタンパへ3タテを量産する化け物だった。
というのは言い過ぎとして実際は通せないことも多かったが、うまく展開できれば1対3から捲れるパワーを持っているため、多少初手で事故が起こってもなんとかなったりした。
このポケモンを使う上でオーガポンが最大の障壁になるため、それらがいたら選出しないという戦い方をしていたが、それだと結局選出択になってうまくいかないことが多かった。”テラスした”オーガポンがキツいのであって、テラスなしであれば事前に蝶の舞を積んでいれば打ち勝てる(可能性がある)ことに気づいてからは、こちらの裏のポケモン(ガブリアス)と合わせて選出できるようになり、戦いやすくなった。
技選択とテラスを切るかどうか、相手の裏を考えてどう立ち回るのが正解か、だいぶ鍛えられたと思う。アンコ挑発、状態異常、蝶舞鬼火の前に上から叩かれるのが負け筋なので、いかにこのポケモンを展開するかにすべてを懸けていたと言っても過言ではない。直近で結果を残してるガモスが妖テラスなので、水ラオスは素直に水流連打を撃ってきてくれることが多く、こちらとしてはだいぶ助かっていた。
昔から好きなポケモンであり、レギュA,Bで使い続けてたけどそのときは結果出せなかったので、ようやくちゃんと活躍させられて私はとても嬉しい。
5.ガブリアス@イカサマダイス
最速ASのよくある構成。最初はオボンステロやチョッキドラテで使っていたが、求められる役割を考えるとパワー不足だったので全抜きエース型とした。ガモスの代わりにエースとして選出するときと、ガモスと両選出してどちらかを通す選出するときがあった。
オオニューラが毒を、ウルガモスが炎を、テツノツツミが鋼を呼ぶまたはテラスを誘発するので、そこに刺していく仕事をしていた。
鋼テラスは読まれやすくパオの悪技、ラオスの格闘技、カイリューの地震を嫌って妖テラスにしていたが、やはりカミのムンフォとカイリューの神速の方が重たかったので鋼テラスにした。
この枠をカイリューやトドロクツキと迷って、実際外していた時期もあったが、素の速さと電磁波無効と一致地面技の火力から結局ガブリアスに戻ってきた。
ちなみに最速オーガポンは切ってる。
6.サーフゴー@風船
諸説枠。というかサーフゴーは最後の3日くらいしか使ってないから正直ここに入れるのはちょっと複雑。
ここまでの5体では崩しの要素が足りないのと、ノーマル、地面、ドラゴン、霊の一貫があるのため、相手の鉢巻、眼鏡の高火力に好き放題技を撃たれて蹂躙されてしまうことが多かった。上記を見た目だけでも牽制できそうなポケモンを探した結果、サーフゴーに落ち着いた。
冒頭に書いたようにこの枠は色々試して書きたいこともあったけど、疲れてきたので割愛する。
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選出
初手岩ポン+ツツミガブガモスから@2。
スカーフを押し付けたい相手がいる かつ サフゴが相手にいない場合のみオオニューラの選出を検討。
オーガポンがいないスタンパやランドカイナは基本ガモスを通しに行く。ガモスが腐りそうな相手はガブメインで考える。
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反省
よく「命中安定技だけで構築を組みました」的な記事を見かけますが、本構築は軸のメインウエポンが鬼火、ドロポン、スケショと命中不安技が多くなってしまい、好きじゃない人も多いと思います。
当てれば勝ち→外して負けはたくさんありました。急所以外勝ち→急所で負けもあったし、初手氷柱怯みや零度地割れ一発被弾もありました。
その分こちらの上振れ試合もたくさんあり、ツタコン急所、フリドラ氷、炎の身体、毒手フェイタルなどで運勝ちしてます。
確率は収束すると信じているので、今回は開き直って命中率は対戦数を稼ぐことで補うを裏テーマとして挑んでいました。短い時間でサクサク対戦するのが好きなので、個人的にはそこまで抵抗はありませんでした。最上位を目指している人や一戦一戦を丁寧に行うタイプの人はこういうのは避けるんでしょうけど、まあこういうスタンスの人もいるということで(別にこういう議論がしたい訳では無いです)。
実際にこの構築で1ヶ月戦った感想ですが「ドロポンと鬼火を撃つ度に心臓がキュッとなるのでしんどい」です。対戦ありがとうございました。
閑話休題。
SVでのランクマを(熱量に差はあれど)一応1年間続けてきました。今回ようやく2回目の最終3桁となりましたが、個人的な目標としては「コンスタントに最終3桁を取る」なので、まだそこには至れていないですね。最高レートの1950は実はS11に更新できていたのですが、インフレシーズンだったため最終1002位という絶妙な結果でした。そのときあと1勝を目指さなかったことがやはり心残りだったのか、今回は最後800位代から潜って1回負けて、そこから2勝して600位代に上げることができました。最後頑張ってよかったです。
Twitterで見かける他の人の結果に嫉妬心や劣等感を抱くことも全くないこともないですが、そもそも同じだけの時間をポケモンに割いていない以上、結果だけ見て羨むのはやはり違うかなと。あくまで自分は自分というスタンスを忘れずにいたいなと思いました。ほどほどによい刺激として取り込んでいければいいですね。
今期のレギュF1シーズン目は今のところそんなに頑張らないつもりだけどどうせたくさんやると思います。全然情報仕入れられていないのでまずはそこから。
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余談
Twitter歴がたぶんそこらの人よりもだいぶ長いせいか、逆に人との交流へ二の足を踏むことが多い。世代的な意味もあるし、単純に面倒くささもある。本当はもっと気軽に色んな人と絡んでいきたいと思っています。今年は(とりあえず今のところは)もう少し交流していこうかなと思ってますのでよかったら仲良くしてください🙇🙇🙇
【SV S5 最終683位】鬼火始動神毒牙
黒羽ラピッドです。
SVになってからようやく初の最終3桁を取ることができたので記念に記事を書くことにしました。剣盾含めて過去最高レートも更新できてめっちゃ嬉しいです!
対戦数があまり稼げず、環境考察も満足にできておらず、なんでいつもより勝てたのか理解できていないというのが正直なところです。
上振れや噛み合いと言ってしまえばそれまでなのですが、あとで振り返ったときの参考になるように最低限言語化してみたいと思います。むしろなにが良かったのか誰か教えて下さい。
※自分向け反省文なのでたぶん読みづらいです。ご了承ください。
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目次
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成績
〇メインROM
最終 683位 レート1947 72戦 51勝 21敗
〇サブROM
順位を上げる余裕なく6000位くらいでEND
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使用構築
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コンセプト
①今期の相棒枠はテツノドクガ
②いつも通りの対面構築
③なるべく択を減らし相手の立ち回りに依存しない
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構築経緯
今月は仕事が死ぬほど忙しくてガッツリ潜ることができないのが初めからわかっていたので、ほどほどに四災環境を勉強できればいいかなと月初は思ってました。
いくつかレンタルを試すなかでシグマさんがgamewithへ寄稿していたパオカミキバのレンタルパーティの使用感がよく、これを軸に戦うことに決めました。ブースト甘えるカミから積みエースを通す構築は前期も使用して(セグガモス)慣れていたのが大きいと思います。
5桁~4桁中盤まではパオカミキバ+チョッキドクガで駆け上がることができました。しかし順位が上がるにつれて、また環境が進むにつれてパオジアンが通しにくくなったように感じました。
対策を色々考えた結果ミミッキュの鬼火電磁波で誤魔化すというなんとも言えない結論に至ったのですが、結果的にこれがかなりハマりました。パオジアンが苦手な格闘タイプや先制技持ちの物理アタッカーに対して鬼火がガン刺さりするので、試合を優位に進められたと思います。
残り1枠はずっとカイリューを入れていましたがあまり選出できていないまま終盤になってしまいました。見た目の圧力はあるはずなので別のポケモンに変えると相手の選出が大きく変わってしまう気がして、抜くに抜けないのが悩ましいところ。最終的に構築の弱い部分にやんわり対応できるようにした結果よくわからない型になりました。
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個体紹介
1.パオジアン@気合の襷
普通の最速AS。性能的が好みで発売当初から気になってたポケモン。序盤はディンルーなどに対して安定して先発を任せられる襷枠として使用していましたが、前述したように通りが悪くなってミミッキュを採用してからはほとんど出さなくなりました。が、コノヨザル、ミミッキュ、マリルリ、エルレイド、ハッサムなどがことごとく先発で出てきたので見せポケとしてかなり効いていたのではないかと思います(全部ミミッキュの鬼火でカモりました)。
上振れ下振れの激しいメインウエポンの氷柱落とし。悪技はS1~S4でラウドボーンへの恨みがあるので地獄突き(普通に噛み砕くでいい)。ミラーやイーユイに撃つ聖なる剣。不意討ち択が嫌なので先制技は氷の礫。
たぶん先制技のリーチを伸ばす氷テラスの方がよさそうですが、どうせテラスは切らないので捕まえたときそのままの悪テラスで使ってました。再生で粘ってくる水テラスゴツメサーフゴー相手に悪テラス地獄突きで突破できたのが1回くらいありました。
2.ミミッキュ@広角レンズ
MVP。パオジアンが誘う初手物理アタッカーに対して鬼火を当てて機能停止に追い込むのががとにかく強かったです。サイクルを放棄してる都合上、初手の出し負けが負けに直結するので、ほぼ出し負けが存在しないこのポケモンはやっぱり反則だと思いました。また、鬼火や電磁波を相手に入れることで裏のポケモンの受け出しを可能にしたり詰め筋を増やしたりと、かなり重要な仕事をしていたと思います。
もともと鬼火を覚えるポケモンから探していったのですが、命中85%に依存するのが嫌過ぎたのでどうしたものかと考えていたところ「ミミッキュは珠以外なら持たせるものないから光の粉でいい」という誰かの言葉を思い出し「だったら広角レンズ持てるよね?」という発想に至りました。
技構成はせっかくならということで広角レンズとシナジーのある鬼火電磁波じゃれを搭載し、あと1つは起点回避の呪いとしました。影討ちが欲しい場面もありましたが珠を持たせない以上火力は知れているのでまあいいかなと。余談ですが、火力を求めなかった代償として、王冠を忘れていたことに気付かずずっとA0個体を使っていました(最速なのに同速負けしまくって気付いた)。
テラスタイプはなんでもよかったのでボックスに眠っていた鋼テラス個体を投入しましたが、たぶん無悪水炎あたりの方がよかったと思います。
3.ハバタクカミ@ブーストエナジー
前期から愛用しているブースト甘える型。調整はS3のコノヨカミパトラ構築のどれかをそのまま使ってるはず。物理特殊両方にデバフをかけられてかなり使いやすいです。これらのおかげで中間択を取りやすく、一手で負けに繋がるようなことが少なかったように思います。ブースト同士ではS負けすることが多かったので、調整は見直してもよかったかと思います。
メインウエポンのムンフォ。対特殊のマジフレ。対物理の甘える。残り1枠は痛み分けが多いかもしれませんが、このカミはサポート役と割り切った方が動かしやすく、構築全体で搦め手への対策が薄かったので挑発にしていました。ミミッキュとのシナジーを考えて祟り目にしたり、ガモス対策でパワージェムもありかもしれません。
テラスタイプは無難に炎。切る場面は少なかったです。
4.イダイナキバ@食べ残し
偉大なエース。冒頭で記載したシグマさんのレンタルの調整そのままです。身代わりという技に苦手意識があったのですが、前期通して使うことでなんとなく克服できたような気がします。配信かどこかで言われていた「特殊アタッカーを出される前にいかに身代わりを張った状態にするか」という言葉がわかりやすく、それを意識することで数ターン後までの立ち回りをよりイメージできるようになりました。
持ち物、技構成、テラスタイプまでレンタルそのままなので元記事を見てもらった方がよいかと思います。環境的に格闘撃ちたい場面も少なくないですが、やはりカイリューへの打点としてアイススピナーは必須でした。
火傷や甘えるで起点を作り、身代わりビルドでイダイナキバを通していく勝ち方が多かったです。ディンルー、キョジオーン、ヘイラッシャといった面倒な相手を起点にできるのが素晴らしいです。あまり使ってこなかったタイプの型なので色々勉強になりました。
5.テツノドクガ@突撃チョッキ
SVはチオハウハネ、ウルガモス、テツノドクガのいずれかを必ずパーティに入れることをテーマとしており、今期はドクガを使うことにしました。
調整は序盤にお借りしたレンタルにいた個体を最後までそのまま使用していました。今確認したら準速セグレ抜き、身代わりがイカサマを耐えるように…とのことでしたが…身代わり…どこ…?
持ち物、技構成含めて「とりあえず」で始めたものの、そこそこ噛み合っていたので特に変更はありませんでした(前期はそういうことを試す時間が全然なかった)。
チョッキ持たせたことでこのパーティで唯一雑に後出しが可能となり、イダイナキバが苦しいハバカミやサフゴに対する引き先として使っていました。
メインウエポンの炎の舞は確定として、毒技は崩しや中間択になり得るのアシッドボム。流行っていたチオンドヒドに負けたくなかったので採用した放電はそこそこ刺さる相手が多く撃つ機会は多かったです。カイリューにテンポを取られたくなかったのでマジカルシャインを採用。アシボからの妖テラスマジシャでディンルーにも撃ち合えました。
草テラスエナボやミラー意識のサイキネの組み合わせもアリだと思いますが、今回は弱点の少ない妖テラスが構築のコンセプトにあっていたような気がします。
火力が微妙に足りないことが多く、調整や技構成ともにもっと色々試す余地があったなぁと心残りがかなりあるポケモンです。今後も相棒枠として付き合っていくことになるのでそれはまたの機会に。
羽をカタカタ動かす後ろ姿がカッコ良すぎるのでそのうち絶対色厳選する。
6.カイリュー@達人の帯
諸説枠。最初から構築にいたのに最後までちゃんと使ってあげられなかったポケモン。飛行テラバはテラス前提で使いにくい、鉢巻はサイクルできないので無理と考え、初めはラム竜舞で使っていました。
具体的な役割を考えずに採用したためあまり積極的に選出しない状況が続いていましたが、相手の構築にドクガ、ツツミ、ロトム、アマガあたりがいるとイダイナキバを選出しづらいので、その辺に勝てそうな型を模索しました。S4の10位構築にいた両刀帯カイリューが面白そうだったので調整を丸パクりして技を少し変えて使ってました。
神速は確定として、残りはどれもピンポ採用。ディンルーに悩みたくないのでけたぐり、ハバカミに撃つアイへ、アマガや水飛テラス勢に撃つ10万ボルト。帯の効果が乗ることで弱点を突ければそこそこの火力が出て思ったよりは活躍しました。
例によって考察を煮詰められてないので、参考元のように明確な意図を持って扱えていたわけではありません。メインウエポンの無テラス神速に帯の効果が乗らないのが残念ポイントなのでおそらく普通の型の方がいいです。それでも選出した試合はちゃんと活躍したので、選出画面での圧力も含めてやはりどんな型でもカイリューは強いと再認識しました。
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選出
だいたいは初手ミミッキュ+カミキバドクガから@2。
相手の積み展開が見える場合は呪いで流すためミミッキュを裏に置くこともある。
パオジアンは初手に出し負けする相手がいなければ出す。ステロ撒きがいなければ裏から出すのも可。
ハバカミ入りにキバを出す際は引き先のドクガが必要。ツツミ入りは引き先がいないのでキバは出さない。
テラスは基本的にキバドクガカイリューのいずれかに切ることになるので選出段階でイメージを固めておく。
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重い相手
・サーフゴー
→ミミッキュ、カイリューが何もできないので、ドクガやキバを大事に動かす必要がありました。
・ロトム
→明確に有利な駒がいないので、いかに流れの中で削りを入れていくかを考えてました。
→安定した処理ルートを用意できていないので、1体犠牲に襷を削って上から叩くことしかできませんでした。
→途中から明らかに増えた気がします。蝶舞を積まれてしまうと止められないので、ハバカミの挑発やミミッキュの呪い電磁波で展開前に処理を目指します(それができれば苦労しない)。
・トドロクツキ
→ガモスと同じく竜舞を積まれてしまうと止められないので苦しいです。
・鈍いヘイラッシャ
→無理。
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反省
ここまで読んでいてお察しかもしれませんが、調整意図の把握や型の考察が全然できていないポケモンばかりを使ってました。
時間をかければもっと上を目指せたという保証はないですし、逆に順位が落ちた可能性も全然あったと思います。今回の結果自体には満足していますが、「できることをすべてやり尽くした」という達成感は全然ないです。
自分のポケモンに対するスタンスは「あくまでゲームなのでリアルを犠牲にしてまで取り組むものではない」という感じなので、今回はこれでいいと思ってます。もちろん機会さえあれば1シーズンくらい全力でポケモンに捧げてみたいという思いはありますが。会社潰れてくんねぇかなぁ。
今期以降もどこまでやれるかわかりませんが引き続きランクマは潜っていきたいです。またチャンスがくれば次はR1950、またはそれ以上を目指したいと思います!
【剣盾S33最終901位】海と大地と寝不足雪達磨
黒羽ラピッドです。
S33は自身2度目の最終3桁を取ることができました!
今回はギリギリの順位ですが、前回3桁達成したときのようなほとんどレンタルベースの構築ではなく、グラードン&カイオーガの並びを色々と試して作り上げた構築であり、せっかくなので記事を書くことにしました。
※一通り書いた後の追記 → 構築記事という名のただの反省文です。ご注意下さい。
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成績
〇メインROM
最終 1963位 レート1723 230戦 124勝 106敗
〇サブROM
最終 901位 レート1811 101戦 60勝 41敗
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使用構築
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コンセプト
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構築経緯
S31ではホウオウダイナで初の最終3桁を達成したものの、S32では同じホウオウダイナで惨敗したため、別の禁伝を使うことを決意しました。
ザシアン含む使用率上位の禁伝はメタが激しく、今更使う気にはならなかった&この環境最後なので好きなポケモンを使いたいと考えたため、ルビサファ世代な私はグラードン&カイオーガを使うことにしました。
グラカイといえば言わずもがなやっすんさんが第一人者なので、まずはその時点の最新のレンタル(S32)をお借りして潜ってみました。
使った感想を正直に言うとサーナイト、カイリュー、ハッサムといった使い慣れないポケモンが多く、これらの立ち回りは一朝一夕で身につけられるようなものではないと感じました。また、この並びでは型バレのリスクも大きく、後々のことを考えるとこれらのポケモンの練度を上げるよりは、自分なりに組んでいく方が得策かなと判断しました。
グラードン、カイオーガの型はそのまま流用させていただき、シーズンの大半は残りの枠をひたすら考察(迷走)してました。
・スカーフエスバ
・襷鬼火祟り目電磁波ドラパルト
・珠CSサンダー
・チョッキHADナットレイ
・ヨプガオガエン
・欠伸ダルマモード襷ヒヒダルマ
・ウドハン珠ミミッキュ
・チョッキ化身ボルト
・HD残飯ナットレイ
・ゴツメHBサンダー
・珠エスバ
割と早い段階で
ダルマの欠伸で起点を作り、グラードンで剣舞を積んで、相手の残りをオーガでスイープする
という基本パターンが定まり、それがある程度形にはなってきてはいました。
上記の選出だとまずオーガ、ゼルネが重いためナットレイは確定。バドザシが辛いのでガエンを使用していましたが、嘶かれると止まらないのでエスバに変更。ナットだけではゼルネ入り構築への勝率が非常に悪かったので最後にドリュウズが加入しました。
※前期は最終的にこの並びとなりましたが、実際まだまだ改善の余地はあると思います。詳しくは後述しますが色々と遅すぎました。上に挙げている試したポケモンも再度試したらもっと違う使い方ができたような気もします。
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個体紹介
1.グラードン
もちもの:ラムの実
性格:いじっぱり
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:176-222-160-x-110-142
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ハマったときの楽しさが最高のポケモン。
剣舞をするタイミングはそこそこありました。ダルマの欠伸展開、またはオーガ受けのトドン/ナット/ラッキー対面、または歌う鬼火蛇睨みなど状態異常で止めようとしてくる相手の前で剣舞を積んでました。積んだときの破壊力は凄まじいです。
範囲を取りたいので攻撃技は3W。
地面技は可能であれば剣舞積む想定なので命中安定の地震。H振りザシアンは乱数になりますが、前期は1度も耐えられることはなかった気がします。
晴れ下で実質タイプ一致として打てる炎技も必須。これがあることでランドロスに対しても強気にいけました。ヒートスタンプなのでこちらの非ダイマ時に相手のダイマを気にしなければいけないのがちょっと扱いづらいですが…。
岩技は無難に便利そうな岩封にしました。
対面はめちゃくちゃ強いものの、Sを上げることができないのが弱みで、ダイマの打ち合いで1体持っていったとしても、ザシアン、黒バド等に簡単に切り返されてしまいます。なのであんまり全抜きルートを取れるケースは多くはなかったです。
あとこれはプレイングの問題ですが、練度が上がるまでは何回も後出しやダイマのタイミングを失敗して致命傷を負わせてました。下手くそでごめんなさい。終盤は練度も上がり、結構活躍させてあげられたと思います。
ザシアンに対面勝てたり、ホウオウダイナゼクロム日ネクなど面倒な禁伝に強いのが嬉しいです。相手のオーガ受けにだいたい強かったり、天候スイッチがシナジーがあったりとグラカイの相性はやっぱりよかったと思います。
ジガルデやラッキーを起点にしたときに生き甲斐を感じる選出2位。
2.カイオーガ
もちもの:こだわりスカーフ
性格:ひかえめ
努力値:140-0-4-172-4-188
実数値:193-x-111-211-161-134
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耐久火力素早さに振った、ダイマして強いスカーフオーガ。調整意図は↑のやっすんさんの記事をご参照ください。
無難に強かったですが、その強みを最大限活かせていたとは自信を持って言えません。私がサイクルとこだわりアイテムが苦手なので、相手のオーガ対策枠にビビってあんまり選出できませんでした。
初手出しを想定された型とのことなのですが、この構築ではほぼほぼダルマ初手から展開していく流れになってしまったので、スイーパーとして使うことが多かったです。
実際、基本的に相手はオーガを初手出しされても大丈夫なような先発を選んでおり、そこにダルマが刺さる、という流れなので、それはそれで間違いではないのかなとも思っています。それならば型の見直しをすべきだったのですが。
グラードンと同じく使い始めはダイマのタイミングが難しかったです。言い訳すると、前使ってたホウオウダイナの構築はダイマするポケモンが決まりきっていたので、試合の中で臨機応変に誰を通すか、という対応に慣れていませんでした。結果的にいい訓練になったとポジティブに捉えることにします。
喘ぎ声がうるさいけど嫌いじゃないです。なんだかんだ強かった選出3位。
3.ヒヒダルマ
もちもの:気合の襷
性格:ようき
努力値:0-252-0-0-4-252
実数値:180-192-75-x-76-161
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9割以上の試合で先発した過労死枠。襷を盾にほぼ必ず何かしら仕事をしてくれるのでめちゃくちゃ使いやすかったです。夢特性ヒヒダルマを持っていなくて困っていたところ、アイコンのお礼としてどーえいさんからいただきました。
相手のサンダー、イベル、ホウオウなどの初手ダイマに合わせて欠伸を打つことで、相手のダイマを弱く使わせることができるのが強かったです。
技はメインウエポンの氷柱針、欠伸は確定。構築全体で壁展開が苦しいので瓦割りを採用。相手の先発ロンゲに対して仕事ができるのが偉いです。
あと1枠は最初は自主退場のできるフレドラにしていました。が、欠伸で交代を促していることもあり、打つタイミングを間違えると無駄に襷が削れてしまい、選択が難しい場面が多かったので鬱憤晴らしに変更しました。黒バドが死ぬほど重い+先発に出てきやすい+たいてい素直にアスビを打ってきてくれるため、1ターン目であっさり処理できることも多く、良かったと思います(この辺は以前使っていた噛みつくマンムーと同じ感じ)。
全体的に技威力が低く、五里霧中でもないので、眠った相手でもゴリ押しできなかったりしますが、起点作成と削りを入れるのが役割なのでそんなに気になりませんでした。氷柱針を外すのはご愛嬌。その分を怯みで取り返している(と思い込むことにしている)ので別に怒りません。
途中でログを見返すまで気付きませんでしたが驚異の93%で文句なしの選出1位。
4.ナットレイ
もちもの:食べ残し
性格:しんちょう
努力値:252-0-4-0-252-0
実数値:181-114-152-x-184-30
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普通のHDナット。オーガ対策枠。
本当はゼルネも見る想定でしたが、ホウオウなどが同居している場合に動かしづらく、対策として成立していませんでした。最終的にはゼルネをドリュで見るようになったので、終盤はほぼオーガのみへのピンポイント枠となりました。だったらジャイロを抜いて、電磁波か叩きに変えたらよかったと思ってますが、試す時間がありませんでした。
オーガ受けの中では1番好みな選出6位。
5.エースバーン
もちもの:命の珠
性格:いじっぱり
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:156-184-95-x-95-171
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普通の珠エスバ。バドザシ対策枠。
もともとバドザシへはガオガエンを投げていましたが、起点を作ったところでグラカイでは上からの殴られて苦しい展開になることが多く、扱いづらいと感じていました。
この枠をエスバに変えたことで受け出しはできなくなりましたが、ダイジェットや不意打ちで上を取って、試合の主導権を握れるようになった気がします。やはり自分にはこういう対面で殴っていくタイプのポケモンがあっているなと実感しました。
バドザシ対策枠とはいえ1匹でなんとかできるわけでもなく安定もしないので、勝率は実はあんまりよくないです。それでも語るまでもなくスペックは高いので出せばそれなりに活躍してくれました。
エフェクトがカッコいいのでギガインパクトを打ちたくなる選出5位。
6.ドリュウズ
もちもの:とつげきチョッキ
性格:いじっぱり
努力値:28-228-4-0-172-76
実数値:189-202-81-x-107-118
S:ホウオウを抜いておきたい
HD:ゼルネのC+2ダイナックルをダイマ状態でD±0、D+1で2耐え
A:残り全部
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使うことで世界が変わったポケモン。ゼルネ対策枠として採用しましたが、結果的にそれ以外でも補完枠としてすごく噛み合っていました。
チョッキドリュウズを初めて使ったのですが、想像以上に堅くて感動しました。サンダー、イベル、キュレム、レシラムあたりにオーガの雨と合わせて強く出られるのが偉かったです。ダイロックからの砂展開が強力で、構築の勝ちパターンをシンプルに1つ増やすことができました。
グラードンとタイプも役割も被ってる部分もありますが、グラードンはSを上げられないかわりに剣舞で受けに対する崩しができるのが強みで、ドリュウズは砂展開とチョッキでダイマ同士での打ち合いができるのが強みです。選出画面で必要な要素を持つ方を、もしくは両選出でゼクロムや鋼枠に役割集中させる、みたいなことを考えていました。
アイへ地震は確定として、岩技は身代わりに強いロクブラを採用。残り1枠はせっかくチョッキを持っているので黒バド対策やダイホロウBダウンが狙えるシャドクロを採用しました。瓦割や角ドリルもありかと思います。
グラードンやカイオーガでもダイロックが打てるので、最悪ダイマしなくても砂かきを通すルートも取れるかなと思ってましたが、試すタイミングがなかったので、もう少し色々やってみたかったです。
MVP級の活躍だけど加入する時期が遅すぎた選出4位。
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選出
前述の通り、9割以上の試合でヒヒダルマが先発でした。
・カイオーガ入り
+ or
→相手の構築にナットレイ、ゼクロムがいるならグラードン。それ以外はだいたいオーガ。
・黒バドレックス入り
+ or or
→とにかく黒バドへ隙を作りたくないので、終盤はドリュウズの禁伝なし選出が多かったです。
・その他
+ から刺さってる2体
→困ったらグラカイ選出。ジガルデはラムグラードンで起点にしたいです。ゼルネアス、両キュレムにはドリュが必要。ホウオウ、ダイナ、日ネクはたぶんどうとでもなります。
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重い相手
・黒バド + ウオノラゴン
→珍しくもないこの組み合わせが死ぬほど重いので欠陥構築です。スカーフ黒バド+チョッキノラゴンの組み合わせならまだなんとかなりますが、襷黒バド+スカーフノラゴンの組み合わせは本当に無理です。当たらないことをひたすら祈ってました。
・ルギア
→グラードンで突破したいところですが、剣舞積んでも吹き飛ばしだったり弱保ジェットだったりで厳しかったです。ドリュウズのダイロックダイホロウでもイケそうな雰囲気はありましたが、ロクブラの機嫌次第で無理でした。最後の3桁チャレではオーガの雷猫だましで倒しました。
・ゴリランダー、カミツルギ
→上位帯では少ないですが、4桁帯ではそこそこ当たります。しんどいです。
・両キュレム
→ドリュウズが加入してようやく勝負できるようになりました。
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総括
前回最終3桁を達成したときはほとんど完成していた構築を流用させていただき、早々に安全圏へ辿り着きましたが、今回はずーっと4桁後半~5桁に低迷しており、正直撤退を視野に入れるほど勝てなかったです。当然ですが、構築の欠陥も埋められておらずプレイングも拙い状態では安定して勝てるわけもありません。
ポチベも下がりつつあるなか、禁伝2体環境最後のシーズンということで、諦めきれずに潜っていました。曲がりなりにも多少プレイングが改善し、順位もかろうじて最終3桁が狙えないこともない位置まで戻ってきたあたりで、ドリュが加入しある程度構築のバランスが取れ、ようやくスタートラインに立てたような感覚でいます。
試したいけど試せなかったポケモン、試しはしたけど今使えばまた違った結果になりそうなポケモンがいるので、正直まだまだ改良できると思っています。そういった意味では心残りがあり、もう1ヶ月同じルールてもいいなぁと少し思っています。
やり残したことがあるとはいえ、最終日滑り込みでギリギリでも最終3桁に入れたこと自体はとても嬉しいです。構築を自分で考えてもうまくいかない時期が続き、1ヶ月苦しかったですが、最後に一応目に見える形で結果が残せてよかったです。
今期はさらに魔境ですがどこまでやるかは未定です。これを書いてる時点で、スタートしてからもうすぐ10日ほど経つのですがまだ0戦です。皆が潜っているのを見るとそろそろやりたくなってきました。一応頑張ってみようと思いますので、当たったらよろしくお願いします!
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感謝
・構築を参考にさせていただいたやっすんさん
・多くのアドバイスをしていただいた3桁窓講師のかっしーさん、カフェオレさん
・ランクマを頑張るモチベーションをくれる3桁窓参加者の皆様
・ランクマで対戦してくれた人
・ツイートにいいねくれる人
・これを読んでくれている人
ありがとうございました!
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余談
①シーズン終了後、やっすんさんと少しDMのやり取りをさせていただきました。やっすんさんが今期使っていた「アイアンヘッド入りチョッキエスバ」がまさしく私が求めていたポケモンであり、私がエスバとドリュで行っていた役割を1体で担っていて「うわーーーーその手があったかーーー!」と衝撃を受けました。
②前回はすいすいキングドラ、今回は砂かきドリュウズとどちらも天候エースになれるポケモンがいました。天候で上を取って全抜きできたときの爽快感が堪らなく、ハマったかもしれません。SVでは8世代ほど天候操作は簡単にできないかもですが、またこういうポケモンを使いたいなぁと思いました。
③ブーストをかけるつもりだった29日、30日が残業であまり潜れなかったので、最終日は休みを取りました。最近うちの奥さんが「ランクマは月末が山場」ということを理解し始めたので、「ポケモンやるために休みとったん?やらんかったらよかったって後悔するんちゃうん?www」と煽ってきました。一応満足する結果となったので喧嘩にならずに済んでよかったです。
【剣盾S31最終368位&425位】ホウオウダイナ破釜沈船
黒羽ラピッドです。
S31は念願の最終3桁を取ることができました!
諸々の御礼は最後にまとめさせていただきますのでまずは構築について書きます。
拙い文章で読みづらかったらごめんなさい。
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成績
〇メインROM
最終 425位 レート1853 120戦 74勝 46敗
〇サブROM
最終 368位 レート1864 77戦 55勝 22敗
※サブROMはビギナーからスタート
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使用構築
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コンセプト
退路は不要!対面で殴り勝つ!
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構築経緯
今期から某3桁窓にお世話になることになりました。ずっと目標にしていた「メテビダイナで結果を残したい」という旨を伝えたところ、下記の構築を紹介していただきました。
レンタルをお借りしたところ、かなり手に馴染み使いやすく、ある程度の手応えを感じました(選出パターンまで書いてあり非常に助かりました)。この構築をベースに今期は戦うことを決め、シーズン中旬くらいまでには各個体の育成が完了しました。が、正直なところもともと完成度が高く、自分で変更した部分はそんなにありません。ですので詳細は元の記事をご参照いただければと思います。
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個体紹介
1.ムゲンダイナ
もちもの:パワフルハーブ
性格:おくびょう
努力値:0-0-0-252-4-252
実数値:215-x-115-197-116-200
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変更点:身代わり→ヘド爆
メテビダイナは以前から使っていたのですが、CS削って中途半端に耐久調整したり裏からエースとして使おうとしたりでうまく活躍させることができず次第に「信頼できない相棒枠」みたいになってしまっていました。前期は3桁窓の方で「メテビダイナは最速にして先発で雑に荒らすのが強い」とアドバイスをいただき、それに徹したところ、教えられた通り大活躍させることができ、非常に嬉しく思っています。他にも選出すべきでない相手やメテビを撃つタイミングなども教わり、今までいかに下手くそな使い方をしてしまっていたのかを痛感させられました。
メテオビーム型はうまくいけば相手のプランを崩し3タテや降参を量産できることは当然知っていましたが、前期はそれがハマることが多く非常に楽しかったです。たまにヤンキーメテオビームして失敗してますが。また最速にしておくことで、ダイナミラーで強く出られること、ホウオウ日ネク程度ならS+1で抜かれないことが大きな強みだと感じました(1850チャレンジはそれで拾いました)。
身代わりについては僕が使い慣れていないため、それとフェアリーへの打点が欲しかったため、使い慣れた毒技に変更しました。ロンゲの壁展開が嫌なので迅速に処理できるのが大きいです。身代わりがあれば使っていたシーンも少なくはないので一長一短かと思います。
前期の活躍で無事にムゲンダイナへの信頼を取り戻すことができました!かっしー先生ありがとう!
黒バドがいなければ初手からメテビを撃っていく選出2位。
2.ホウオウ
もちもの:命の珠
性格:いじっぱり
努力値:220-252-0-0-0-36
実数値:209-200-110-x-174-115
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変更点:なし
本構築の万能ダイマエースです。この調整はパワーも耐久も絶妙で出す相手を間違えなければだいたいなんとかしてくれました。禁伝同士の撃ち合いにも強く、普通に相手の構築を貫き通すパワーがありました。何より(イベルタルと違って)ザシアンに割と安定して強いのが嬉しいです。
火力を上げるためのダイバーン、最高打点かつラオス、ランドあたりを抜くためのダイジェット、黒バドとの撃ち合いに備えられるダイアース、と3W全て異なる役割があり戦略の幅が広がります。逆にこの選択をよく間違えてしまい「こっち撃っとけば勝ってたのに…」みたいなことは何度かありました。
弱みは初速が遅いことで、水/岩技持ち物理アタッカーに上から殴られるのが痛いです。ザシアンのワイボもダイマしないと耐えないうえ、自傷で勝手に退場してジェットを積ませてくれなかったりします。また、火力を上げる手段が晴れ以外ないのでダイマの3ターンで倒しきれないと厳しい相手も少なくはないです。
身代わりはダイナの方は外してしまったのですが、こちらはダイウォール媒体にもなるので継続。有象無象の補助技を防げて便利でした。再生力との相性もいいです(ゴリゴリの対面構築なので裏は犠牲になることになりますが)。
サブROMではキングドラを出すことが多かったので実は疑惑の選出1位。
3.マンムー
もちもの:気合の襷
性格:いじっぱり
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:186-200-100-x-80-132
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変更点:雪なだれ→氷柱針、準速-1→準速
優秀な襷枠で初手で出せばだいたい何らかの仕事をしてくれました。が、パワーが十分とは言えないため止まる相手も多いです。
雪なだれは初めて使ったのですが、ダイマサンダーに礫込みで対面勝てるほどの威力にビビりました…!が、マンムーミラーでは厚い脂肪であまり入らないことがあったのと、受けにきたナットに襷を潰されることがあったので、氷柱針に変更しました。結果、ジガルデがめっちゃ楽になりました。
黒バドメタの噛みつくは撃つ機会はかなりあり役立ちましたが、スカーフならだいたい耐えられたます。次のターン礫で処理したくなるのですが、ザシアン交代読みで地震を撃つのが正しいようです(スカーフならホウオウ、襷ならメタモンで切り返していく)。岩封も一時期試しましたがうまく撃つタイミングが掴めず、噛みつくに戻しました。
水ラオスに脅えつつ困ったら先発の選出3位。
4.メタモン
もちもの:拘りスカーフ
性格:?
努力値:252-?-?-?-?-?
実数値:155-?-?-?-?-?
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変更点:なし
今まではとりあえず構築に入れる程度であまり積極的に使ったことはなかったのですが、前期初めて本格的に使ってみた感じその強さを理解しました。+2巨獣斬はバグ。当然色々対策されているのでうまく使うのは一筋縄では行かなかったですが、たくさん失敗しながら初期よりはだいぶ上達した気がします。
一度ナットレイにコピーしたとき頭がバグってスカーフ身代わりしました。
ザシアンになりたい人生だった選出4位。
5.キングドラ
もちもの:漣のお香
性格:いじっぱり
努力値:0-252-0-0-4-252
実数値:150-161-115-x-116-137
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変更点:なし
ホウオウが出せないときのダイマエースです。あまり見ないポケモンだしなんか小さいし初めは疑心暗鬼でしたが最終的にはめっちゃ強いと感じました。特殊のイメージがあるせいか、受け出てきたラッキーをカモったり、欠伸で悠長に寝てる隙に竜舞積めたりで、わからん殺しをよくやりました(かくいう僕も元構築に物理型で入っているのを見て種族値を初めて見たレベルですが)。
メインROMではほぼカイオーガ入りにしか投げていませんでした。カイオーガに対しても相手にダイマが残っているならうまくウォールでいなさないと対面勝てなかったりします。そもそも全然使い方が下手で欠伸竜舞のタイミングが掴めず、せっかく勝てたチャンスをプレミで落としたことが多々ありました。
しかし、改めて元記事を見直しキングドラの役割、強みを再検討したところ、プレイングの改善点がたくさん見つかりもっと積極的に選出していこうと決意しました。具体的には、ホウオウを通しにくいウオノラゴンやガマゲロゲ等水物理エースのいる構築へはこっちを出した方が強いことがわかったのと、欠伸を撃った場合の次のターンの動きのイメージをもっと意識するようになりました。
ちょうどそれをやり始めた時期にメインROMがR1850を達成してしまい、ここで保存するかどうかの択に迫られました。結果的にサブROMを新しく初めて見事にそちらもR1850を達成することができたのですが、その大きな要因のひとつがこのキングドラをもっと使いこなしたいと思ったことでした。サブROMでは雨エースとしての本来の強さを示してくれました。ありがとう。
ちなみに滝登りはアクアブレイクでもいいのかなーと思ってましたが、一番最後のR1850チャレで相手の日ネクを2連怯みで突破したので滝登りが正解です。
目立つのでそろそろパーティの型バレが気になる選出5位。
6.バンギラス
もちもの:シュカのみ
性格:しんちょう
努力値:252-0-0-0-252-4
実数値:207-154-130-x-167-82
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ほとんど出していないですが、実質選出画面で黒バドサンダーへ圧力をかけるのが仕事です。
型は色々変えながら使っていましたが、最適解はわかりません。ホウオウダイナやバドホウオウの他、ルギアやルナアーラ入りへ投げる予定でしたが、結局取り巻きのラオスやランドに脅えて考察できるほど試せませんでした。とりあえずこの型は強くないです。
後方で腕組んでるだけの選出6位。
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選出
8割くらいは から3体でした。
メタモン以外は先発適正があり選出に困ることはほとんどありませんでした。マンムーorダイナ先発が多かったですがあとでプレイングを振り返ると、引き先がいない都合上取れる選択肢は少なく、結果的に初手からホウオウでダイマしないと勝ち筋がなかったということも度々ありました。
構築単位で明確に厳しいのはグラードン入りくらいで、それ以外は相手の選出次第でどっちにも転ぶことが多かった気がします。
マンムーメタモンが便利屋過ぎて困ったら出していましたが、補完枠のキングドラ、バンギラスをもう少し積極的に選出していけばまた色々違っていたかもしれません。
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重い相手
→物理受け。黒バドザシアンなどダイナが出せない構築にいると詰みがちでした。
→ホウオウが上から致命傷となる攻撃を喰らってしまうのでうまく立ち回る必要があります。あらゆる構築に入っており、このためだけにダイマ枠をグドラに変えるわけにもいかないので…。
→岩技ない願望でホウオウから入るか、マンムーで削ってダイナで切り返していくかになります。
・命中100の歌うラッキー
→お前だけは許さない。
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総括
今回初めてレンタルパをがっつり使わせてもらったのですが、この構築は非常に手に馴染みました。基本的にサイクルを行わず対面で処理していく戦い方を好むこともあり、自分のやりたいことに非常にマッチしていました。一試合にかかる時間はだいたい10ターンもかからないことが多く、対戦数をたくさんこなせて楽しかったです。
前述の通り引き先がほぼいないので、その場で取れる選択肢が少ないです。よって、場合によっては相手との選出ジャンケンで負けると簡単に詰んでしまうこともなくはないです。よく言えば色々と難しいことを考える必要がなく、思いきったプレイングができるとも言えます(相手視点はヤンキーと思われるかもですが)。
試合時間が短いので、負けても次取り返せばいいやの精神でガンガン潜ってました。構築自体に関しては、先駆者様が一度結果を残したということで完成度が高く、多少負けても構築は間違っていないと信じて続けられたことは大きかったと思います。対面処理とは言いつつ、まったく交代を行わなければただただ蹂躙されてしまうことになるので、その見極めは大事だなと思いました。選出とプレイングに関しては数をこなすことでどんどん練度を上げられたと思っています。
今まではずっと4桁帯で戦っていたのですが、前期は中旬あたりに3桁に入ってから、大きく崩れることなく最後まで走り切ることができました。以前は高順位の人と当たるのはプレッシャーがあり気持ちで負けてる部分があったように思います。前期に3桁帯で互角に戦い抜き、実績を残せたことは大きな自信になりました。
今回の構築はほぼほぼヒバリさんの構築のコピーみたいなもので、自分で色々考えて構築を組んだわけではありません。ですので今回の結果は半分以上は構築のおかげだと思っており、手放しで喜ぶのは気が引ける部分も正直あります。ひとまず今回は1ステップとして「結果を残す」「勝ち癖をつける」ということができたのはよかったと思います。次回はまだどんな構築を使うかは未定ですが、もう少し自分で考えて構築を組んでみたいと思っています!
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感謝
・レンタルを公開してくださったヒバリ様
・3桁窓の参加者の皆様
・ランクマで対戦してくれた人
・ツイートにいいねくれる人
・これを読んでくれている人
ありがとうございました!