【SV S13 最終702位】 運否天賦 猫包ウルガモス心中

黒羽ラピッドです。

S5振りに最終3桁を取ることができました。レギュD,Eとずっとやっていたもののなかなか結果が出なかったので、最後に目に見える成果を一応残せたのは嬉しいです。

構築の完成度は高くないので、あくまで自分向け反省文ということで色々ご了承ください。

〇ROM1

 最終 702位 レート1932 378戦 208勝 170敗

〇ROM2

 最高レート1850くらい 164戦 92勝 72敗

  • 使用構築

  • コンセプト

 ①相棒枠はウルガモス
 ②対面·展開構築
 ③命中不安は対戦数で補う

  • 構築経緯

ここ数シーズン、カイリューカミラオスを使っていたが、ミラーのときにどうしても噛み合いになってしまう感じがして、前期はそれらを軸からは外そうと決意した(特に電磁波カミから卒業したかった)。

レギュE環境は新旧BIG6で固まった構築に当たることが多く、それらに強く出られ、使い慣れている水テラスウルガモスを軸の候補として採用。

ウルガモスとは別に、お気に入りポケモンであるオオニューラを使いたかったので、レンタルを触りながら強い動きを考えていたところ、オオニューラからテツノツツミに繋いで起点作りができないかと考えた。(結果的に)これは別に正解ではなかったが、ひとまず「オオニューラツツミガモス」の並びが完成した。

オオニューラが誘うサフゴ、地面枠、毒テラス、ウルガモスがきついオーガポン、ドラン、塩、ラッシャ辺りに強めな枠を色んな構築記事を参考に探した結果、岩オーガポンガブリアスを採用した。

残りの一枠は最後まで固まりきらず、一応最後に構築にいたサーフゴーを置いているが、他にガチグマ、ハバカミ、トドロクツキ、ハッサム、化身ボルトロスなどを試した。おそらくここに1体での正解はなく、前述の5体のうちどれか(たぶんオオニューラ)を抜いて2体で考えないといけなかったと思うが、そこまでの時間は残っていなかった。

  • 個体紹介

1.オオニューラ@こだわりスカーフ

[ここにリンクを貼る予定]

この辺りの記事を参考にさせていただき耐久調整を行い、Sラインは準速イーユイ抜きとした。

解禁されてからずっと使ってきているポケモン。オボン軽業、襷猫毒手、ジュエル猫軽業氷テラバ、グラスシード軽業など色々試したことはあるが、今期はスカーフすりかえ型を初めて使った。

初手のコノヨザルやサケブシッポなどの起点役にスカーフを押し付けたり、パオやラオスにとんぼから入ってツツミ対面を作ったり、序盤は割と活躍できていた。が、初手スケショカイリューが増えてきて安易にスカーフを渡すわけにもいかず、また、とんぼを打つべきか突っ張るべきかの択になる場面も多く、徐々に選出機会が減ってしまっていた。

この構築には合っていなかったか、自分の力不足かでうまく活かしきれなかったと悔しい部分もあるが、またの機会にリベンジしたい。

例によってたまに試合をぶっ壊すのは御愛嬌。

2.オーガポン@礎の面

[ここにリンクを貼る予定]

こちらの記事の水テラス水流連打耐えの調整に、最速カイリュー抜きまでSに振った。

たぶん一番選出率が高かった初手枠。はたき落とすが非常に偉く、カイリュー、ランドの型判別や耐久ポケモンの残飯、サフゴへの打点となった。

けたぐりのところは元々電光石火だったが、鋼への打点が欲しかったのと、取りこぼしは裏のツツミでなんとかなると考えた。ガチグマの真空波だけがキツかった。

耐久もそこそこ、仮面補正で火力も十分あり、相手が舐めた選出してるとたまに2.5体くらい持っていってこっちがビックリする。

初手対面の動きはほぼ機械的に決めていたけど、相手の並びとこっちの選出でもう少しパターンを煮詰められたかもしれない。

初手パオ対面、氷柱は一度も外れなかったし、誇張抜きで7割くらい怯んだ。これだけが納得いかない。

3.テツノツツミ@ブーストエナジー

最初はテンプレの霊テラスCS振り切りを使っていたけど、なんやかんやあってこの型になった。だいたい2番手で選出し、初手の取りこぼしをスイープして、後続のエースに繋ぐ役割。

霊テラスは基本読まれるし、この構築ではガモスかガブにテラスを切りたいので、ラス一対面以外でツツミでゴテラは切りたくない。裏のガモス意識でサフゴやハバカミから眼鏡シャドボが飛んでくる。ミミッキュやイダイトウが重たい。といった理由からノーマルテラスにした。参考元は以下の記事。

[ここにリンクを貼る予定]

前々期の感じから「最速ブーストカミなんていないのでは?」と思い、Sを+1ドドツキ抜きまで落として使ってみたが、全然そんなことはなく普通にカミに上から叩かれて話にならなかった。微妙な耐久調整はそのときの名残。水ラオスへの受け出しをするのでちょっとだけでも確定数をずらしたかった記憶がある。

あと新要素のメテビドクガに対して、死に出しアンコがいい感じに刺さってちょっと面白かった。

4.ウルガモス@厚底ブーツ

この構築のエースであり対スタンパへ3タテを量産する化け物だった。

というのは言い過ぎとして実際は通せないことも多かったが、うまく展開できれば1対3から捲れるパワーを持っているため、多少初手で事故が起こってもなんとかなったりした。

このポケモンを使う上でオーガポンが最大の障壁になるため、それらがいたら選出しないという戦い方をしていたが、それだと結局選出択になってうまくいかないことが多かった。”テラスした”オーガポンがキツいのであって、テラスなしであれば事前に蝶の舞を積んでいれば打ち勝てる(可能性がある)ことに気づいてからは、こちらの裏のポケモン(ガブリアス)と合わせて選出できるようになり、戦いやすくなった。

技選択とテラスを切るかどうか、相手の裏を考えてどう立ち回るのが正解か、だいぶ鍛えられたと思う。アンコ挑発、状態異常、蝶舞鬼火の前に上から叩かれるのが負け筋なので、いかにこのポケモンを展開するかにすべてを懸けていたと言っても過言ではない。直近で結果を残してるガモスが妖テラスなので、水ラオスは素直に水流連打を撃ってきてくれることが多く、こちらとしてはだいぶ助かっていた。

昔から好きなポケモンであり、レギュA,Bで使い続けてたけどそのときは結果出せなかったので、ようやくちゃんと活躍させられて私はとても嬉しい。

5.ガブリアス@イカサマダイス

最速ASのよくある構成。最初はオボンステロやチョッキドラテで使っていたが、求められる役割を考えるとパワー不足だったので全抜きエース型とした。ガモスの代わりにエースとして選出するときと、ガモスと両選出してどちらかを通す選出するときがあった。

オオニューラが毒を、ウルガモスが炎を、テツノツツミが鋼を呼ぶまたはテラスを誘発するので、そこに刺していく仕事をしていた。

鋼テラスは読まれやすくパオの悪技、ラオスの格闘技、カイリュー地震を嫌って妖テラスにしていたが、やはりカミのムンフォとカイリューの神速の方が重たかったので鋼テラスにした。

この枠をカイリューやトドロクツキと迷って、実際外していた時期もあったが、素の速さと電磁波無効と一致地面技の火力から結局ガブリアスに戻ってきた。

ちなみに最速オーガポンは切ってる。

6.サーフゴー@風船

諸説枠。というかサーフゴーは最後の3日くらいしか使ってないから正直ここに入れるのはちょっと複雑。

ここまでの5体では崩しの要素が足りないのと、ノーマル、地面、ドラゴン、霊の一貫があるのため、相手の鉢巻、眼鏡の高火力に好き放題技を撃たれて蹂躙されてしまうことが多かった。上記を見た目だけでも牽制できそうなポケモンを探した結果、サーフゴーに落ち着いた。

冒頭に書いたようにこの枠は色々試して書きたいこともあったけど、疲れてきたので割愛する。

  • 選出

初手岩ポン+ツツミガブガモスから@2。

スカーフを押し付けたい相手がいる かつ サフゴが相手にいない場合のみオオニューラの選出を検討。

オーガポンがいないスタンパやランドカイナは基本ガモスを通しに行く。ガモスが腐りそうな相手はガブメインで考える。

  • 反省

よく「命中安定技だけで構築を組みました」的な記事を見かけますが、本構築は軸のメインウエポンが鬼火、ドロポン、スケショと命中不安技が多くなってしまい、好きじゃない人も多いと思います。

当てれば勝ち→外して負けはたくさんありました。急所以外勝ち→急所で負けもあったし、初手氷柱怯みや零度地割れ一発被弾もありました。

その分こちらの上振れ試合もたくさんあり、ツタコン急所、フリドラ氷、炎の身体、毒手フェイタルなどで運勝ちしてます。

確率は収束すると信じているので、今回は開き直って命中率は対戦数を稼ぐことで補うを裏テーマとして挑んでいました。短い時間でサクサク対戦するのが好きなので、個人的にはそこまで抵抗はありませんでした。最上位を目指している人や一戦一戦を丁寧に行うタイプの人はこういうのは避けるんでしょうけど、まあこういうスタンスの人もいるということで(別にこういう議論がしたい訳では無いです)。

実際にこの構築で1ヶ月戦った感想ですが「ドロポンと鬼火を撃つ度に心臓がキュッとなるのでしんどい」です。対戦ありがとうございました。

 

 

閑話休題

 

SVでのランクマを(熱量に差はあれど)一応1年間続けてきました。今回ようやく2回目の最終3桁となりましたが、個人的な目標としては「コンスタントに最終3桁を取る」なので、まだそこには至れていないですね。最高レートの1950は実はS11に更新できていたのですが、インフレシーズンだったため最終1002位という絶妙な結果でした。そのときあと1勝を目指さなかったことがやはり心残りだったのか、今回は最後800位代から潜って1回負けて、そこから2勝して600位代に上げることができました。最後頑張ってよかったです。

Twitterで見かける他の人の結果に嫉妬心や劣等感を抱くことも全くないこともないですが、そもそも同じだけの時間をポケモンに割いていない以上、結果だけ見て羨むのはやはり違うかなと。あくまで自分は自分というスタンスを忘れずにいたいなと思いました。ほどほどによい刺激として取り込んでいければいいですね。

今期のレギュF1シーズン目は今のところそんなに頑張らないつもりだけどどうせたくさんやると思います。全然情報仕入れられていないのでまずはそこから。

 

  • 余談

Twitter歴がたぶんそこらの人よりもだいぶ長いせいか、逆に人との交流へ二の足を踏むことが多い。世代的な意味もあるし、単純に面倒くささもある。本当はもっと気軽に色んな人と絡んでいきたいと思っています。今年は(とりあえず今のところは)もう少し交流していこうかなと思ってますのでよかったら仲良くしてください🙇🙇🙇